猫舌に奉げるパクリネタ
2004年 09月 03日
猫舌って大変ですね。そんなあなたに博士からプレゼントです。
「助手君、君は猫舌かね。」
「はい、博士。ラーメンなんて冷めるのを待ってから食べるので、いつも麺が伸びてしまいますよ。」
「うむ。猫舌協会とかいう所から頼まれて、猫舌の人が熱い物を食べられる発明をしたのだよ。」
「本当ですか!これで熱い物を食べれますね!」
「そうだ。このビーカーに入っている液体を口に含んで10秒待って吐き出すんだ。口の内部をコーティングして熱を遮断してくれるのだ。」
「なるほど。でも、なんかこれ自体が熱そうですけど。」
「ああ、120度に過熱してある。」
「・・・・・。あのぅ、猫舌じゃなくても火傷しますよ。」
「水の沸点は何度かね?」
「100度ですけど。」
「そうだろう?融点が100度より低かったら、熱い飲み物で溶けるじゃないか。どうしても120度に過熱する必要があるのだよ。」
「それはそうですけど、無理がありますよ。」
「うーん、わがままだなぁ。じゃ、他の試作品を使ってみるか。」
「これをわがままと言われるのは心外です。そうしてくださいよ。」
「では、上を向いて口を開けなさい。」
「はい。うわっ、ゴム臭い!なんですかこれ。」
「熱遮断性に優れたゴムだ。そうか、ゴム臭いか。イチゴ味でもつけてみようかな」
「そんなコンドームがありましたね。って、味付けたら何食べてもイチゴ味が混ざって嫌ですよ。」
「そうだな。まあ、食べてみなさい。」
「はい。モグモグ、ブハァ!」
「汚いな、吐き出すなよ。」
「博士、飲み込めないですよ。」
「あ、すまん。穴開けてないヤツだった。今度のは大丈夫だ。」
「もう、頼みますよ。では、改めて。モグモグ、ゴックン。*%$#&#$!!」
「どうした?大丈夫かね。」
「はぁ、はぁ、博士、食道が、胃が、焼けます。」
「うーん、猫舌の人は食道の粘膜も弱いようだな。では、長い筒状にして胃まで届くように・・・。いや、それだと消化に難が」
「もういいです。冷めるの待つことにします。」
by keta_m | 2004-09-03 10:53