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売上高だけ見てる営業マン   

2004年 09月 14日

システム構築SEのKetaは、いろいろな会社と連携して仕事をしますが、よく驚くのが売上高(受注金額)しか考えてない営業マンが多いこと。

「1000万円の案件だけど、100万円の赤字」なんてのを平気で取って来てしまう。もちろん、途中でトラブルがあって最終的に赤字、というのはたまには起こってしまうのは仕方ない面はあると思う。でも、最初からどうみても赤字にしかならないであろう仕事を取って来る人も少なくない。

「受注金額から仕入額を引いたら、30万円しかない。そこから構築費用と送料など雑費を出す。構築は2人がかりで2週間」なんてどう見ても赤字でしょう。

開発系の会社だと、「遊ばせておくなら単価が安い仕事でもやらないよりマシ」という理屈もありますが、「他社から仕入れた機器を売るのに赤字」でやるなんて、自殺行為です。右肩上がりの経済成長期は、仕事さえ取れば利益はついてきたんでしょうけど、今は粗利計算しないと赤字出しつづけますよ。

「損して得取れ」なんて言葉もありますが、これはお客さんによります。毎回損させられるお客さんは相手にするべきではないと思うのです。うちの会社は基本的に一つ一つの案件で利益を出すようにしています。今後の発展が期待できる場合でも、せめてトントンになるようにはしてますね。

by keta_m | 2004-09-14 10:44 | ビジネス

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