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第23節 ジュビロ 2-0 アルディージャ   

2005年 09月 12日

相変わらず若手の多いジュビロです。名波、お休みかぁ。運動量がないとは言え、今のジュビロで試合の流れを作るコンダクターは彼しか居ない。立ち上がり、大宮の素早いプレスで思うようにボールが回せないジュビロ。ちょっと厳しい立ち上がりでした。このままズルズルと言った場合は名波の不在が響くかも・・・・。





と思ったら、前半14分に船谷のCKから福西がヘッド。これがカレンに向かって飛んで行き、カレンがモモで触ってコースを変えてゴール。貴重な「早めの先制点」を取ることが出来ました。福西のヘッドの強さは顕在。船谷のキックもいいボールでした。

続いて前半34分。前田から船谷の「走っている先」へパスが出て、船谷は視界の右端で捕らえていたであろう太田へ絶妙のスルーパス。「太田ゾーン」へ侵入した太田は、GKの動きを見て落ち着いて流し込みました。
このプレーで重要なのは、トップ下の船谷がFWの前田を追い越して行き、その船谷を右MFの太田が更に追い越していたこと。パスが2本とも足元パスではなく、受け手の走っている先のスペースへ出したこと。この2点から生まれたゴールです。
ketaが「中田(英)はFWより前に出ないからトップ下不合格」とか「成岡は上手いけどもっと走らないと機能しない」というのは、彼らがこういった「追い越すプレー」をしないからです。前田、船谷共にテクニックのある選手ですが、それでも疲れる「追い越すプレー」をするために走り回っている。素晴らしいじゃないですか。

大宮は「引いて守ってカウンター」ではなく、「全体をコンパクトにしながら、前後に大移動」といったサッカーといった印象を持ちました。守備にも人数を割くけど、遅攻の時は中盤がしっかり押し上げる。この日は負傷欠場だった藤本が居たら、もっと攻撃に変化をつけただろうし危なかったかも。そういえば、アルディージャには藤本、久永、山下と元アビスパ福岡が3人居ますね。

しばらく膠着してた所へ途中から消えてたカレンに変わってヨン様投入。ヨン様投入で流れが良くなったのを初めて見たかも(笑)。この前は前田のゴールをアシストしたけど、流れが良くなったとは言えなかったし・・・・。ヨン様、日に日に良くなってるようですが、やっぱりゴールには結びつかず。PKを取ったのに外してしまう。良くなったと言っても年俸から考えたらまだまだ頑張ってもらわないと。

何かに呪われてそうなヨン様ですが、カレンはラッキーなゴールが多いような。この試合のゴールも「福西にぶつけられたボールのコースを変えたゴール」。まさかパスじゃないよね?>福西。「福さん(福西崇史)のゴールだと思います。」とカレンは謙遜してますが、君が触らなかったら背後のDFが止めてたよ。
それ以外にも「ヘディングでポストプレーしようと思ったら、相手DFに当たって跳ね返ってきたので、そのままシュートした」とか「相手GKがセーブして当たり前のボールを取れずにミドルシュートが決まる」とかあったし。結果が求められるストライカーにとって、「運がいい」というのは非常に大事です。もっとも、よく動いているから幸運が舞い込んで来るんですけどね。

マコ、大井、金のドキドキ3バックも思ったより安定してましたね。珍圭が思い切りの良すぎる攻撃参加を見せて「後ろは大丈夫か??(画面外)」と心配になるシーンは何度かありましたが。

村井が肩を抑えるシーンがありました。あ、あの時に水原三星の選手にやられて脱臼したところでは?と思って心配しましたがプレー続行。安心してたのですが、さっきインタビューを読んだら「一瞬抜けて、すぐ入ったという感じでした。」・・・・・。ぬ、抜けてたんだ!脱臼は癖になるっていうしなぁ。後に響かなければいいのですが。

福西が4枚集めて有給ゲット。思ったより集まるの遅かったですね(笑)。心配なのが珍圭とマコが3枚でリーチ。二人揃って出場停止とかは勘弁してください。

by keta_m | 2005-09-12 18:14 | ジュビロ磐田

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