話にならない反捕鯨社説
2006年 06月 07日
6月2日付け The Christian Science Monitor 紙(米国・ボ
ストン) の社説には、ほんとにびっくりした。
から始まっていた。要点をピックアップすることにします。
ketaも度々捕鯨再開を訴えているが、捕鯨問題の要点はこんなところです。
・鯨の数は十分増えてきている
・むしろ増えすぎて鯨が魚を食い荒らして減っている
・日本は鯨の個体数が増えたこと、魚が減っていることを再三報告している
・そもそも減らしたのは脂だけ絞って捨ててた欧米人
・脂絞って捨ててた「野蛮人」のお前らが「鯨がかわいそう」とか言うな
・食文化に文句つけるな
といったところでしょうか。日本の主張に対する反論は
≪鯨のうちの多くの種が個体数を完全に戻したという日本のデータや主張は疑わしい≫というだけ。
なのだ。泉さんの
どこがどう疑わしいのか。なぜそう思うのか。 こちらはそれが聞きたいし、それをもとに次の議論に入りたいのだが。
との意見はもっとも。根拠も示さずに「独島は韓国領土だ!」と喚く韓国人と変わらない。社説では日本製品の不買運動で「日本を懲らしめてやれ」と訴えてるそうだ。やれやれだぜ。
そして、泉さんの訴える捕鯨再開の方策はこちら。
「捕鯨をほんとにやりたいのなら、米・欧のメディアに対してウン十億円単位のカネを広告宣伝費としてつぎ込むべし。
あどけないイワシちゃんたちがキラキラと群れをなして泳ぐのを、大きな鯨の口がひと呑みにしてしまうシーンを何度も何度もテレビで流し、鯨の暴力的大食漢ぶりを米・欧人の脳に植えつけるべし。
そこまでやる気がないのなら、捕鯨はやめたほうがいい」
なるほど。これは効果的かもしれない。加えて、鯨油を絞って捨ててる写真や映像が残っていれば、それも見せたいところです。
by keta_m | 2006-06-07 00:31 | 政治・国際・社会