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毎日新聞の青木恵美記者、奈良県南の産婦人科を根絶   

2006年 12月 27日

妊婦死亡 町立病院産科休診へ
今年8月、奈良県大淀町の病院で、妊婦の容体が急変し、ほかの病院に次々に受け入れを断られた末、大阪の病院で死亡した問題で、この奈良県の病院が来年3月いっぱいで出産の扱いを取りやめることになり、県南部で出産を扱う病院がなくなることになりました。

奈良県大淀町の町立大淀病院で、今年8月、高崎実香さん(当時32)が出産中に意識不明になり、ほかの19の病院に受け入れを断られて大阪の病院まで運ばれ、出産後に脳内出血で死亡しました。町立大淀病院では常勤の医師1人とほかの病院から派遣されている非常勤の医師2人のあわせて3人で、年間150件ほどの出産を扱っていますが、関係者によりますと死亡した高崎さんの出産にあたっていた常勤の医師が退職する意向を示したということです。
病院は、ほかに常勤の医師を確保するめどが立たないことから、来年3月いっぱいで出産の扱いを取りやめ産科を休診にするということです。
退職の意向を示している医師は、「産科のスタッフが少なく、肉体的に負担が大きい」と理由を説明しているということですが高崎さんの死亡がきっかけであることも関係者にほのめかしているということです。
奈良県内には出産を取り扱う病院が26ありますが、県北部に集中しており、これによって県南部で出産を扱う病院がなくなることになります。


この妊婦さんが亡くなったことはTVや新聞でも騒がれた件なので、多くの方が記憶に残っているのではないでしょうか。出産中に意識不明になり脳内出血という不幸な出来事だったのですが、これをマスコミが揃って「医療ミス」と決め付けてバッシングを続けました。中でも「6時間放置していた」と誤報道をしたのが毎日新聞の青木恵美記者です。マスコミの常ですが、誤報道だったことが分かっても訂正も謝罪もしません。今も平然とピンボケ署名記事をのうのうと書き続けています。他人の責任を追及するくせに、自らは全く責任を負わない、気楽な商売です。

このマスコミのバッシングが元で大淀病院の産科医が辞めてしまうそうです。なんとなら県南部には産科がなくなるとのこと。無医地区となったせいで、今後どれだけの母子の命が失われることでしょうか。

今回トドメを刺したのはマスコミなんですが、保険診療点数をなんとかしないと小児科・産科不足は解消しないでしょうね。小児科や産科は医者から見ると割に合わないんですよ。

by keta_m | 2006-12-27 12:34 | マスコミ

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