アジウソン成績不振で辞任。実は9位って妥当な順位なんだけどね
2007年 09月 03日
辞任の理由は成績不振とのことですが、正直に言うと今のジュビロにとって6位とか9位とかをウロウロしているのは不振ではないんですよね。
チームの年俸総額ですが、今年はこうなっています。
浦和 12億0110万円〈1位〉
横浜M 8億1520万円〈2位〉
G大阪 7億5050万円〈3位〉
磐田 6億0580万円〈7位〉
7番目にしか金をかけていないチームに優勝を求めるのは酷です。金をかければ優勝できるわけじゃないですが、金をかけないチームは決して優勝できません。
昔はどうだったかというと、ketaが以前に考察した年の上位3チームの年俸総額と成績は以下のとおりです。
2001年
鹿島 7億7760万円
磐田 7億6740万円
柏 7億1890万円
ファーストステージ優勝、セカンドステージ2位
ナビスコカップ準優勝、天皇杯ベスト8
2004年
横浜M 9億0240万円
磐田 8億0100万円
名古屋 7億9070万円
ファーストステージ4位、セカンドステージ13位
ナビスコカップ予選敗退、天皇杯準優勝
昔のジュビロはそれだけの金をかけていたから強かったんですよ。金をかけずに責任を監督に求めていては、いつまでたっても優勝できるチームには戻れないでしょう。
レッズみたいに12億とはいかなくても、ガンバの7億5000万円に並ぶ程度の年俸を用意できるようにならないと。お金持ちのスポンサーがつくか、近くの人はもっと試合を見に行くとか・・・・何らかの財務的な進展が必要でしょう。また、クラブ側の営業努力も十分じゃないとも思います。
【追記】
桂さんのコメントで山本時代が出てきたので、2005年について追記。
10億6040万円
リーグ戦6位、ナビスコカップ予選敗退、天皇杯ベスト8
これだけ予算をかけて6位だったのは、監督の責任と言われて当然でしょう。
by keta_m | 2007-09-03 23:41 | ジュビロ磐田