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中国政府、ネットの動画サイトを国営企業のみに   

2008年 02月 07日

ネットの動画サイト、増えてきましたね。日本では著作権しか問題になりませんが、独裁国家である中国は別の問題があります。共産党に都合の悪い情報を流されると困るのです。

・天安門事件で丸腰の人民が戦車にひき殺された
・チベットやウイグルで虐殺しまくった(今でも続いている)
・地方政府が農民の土地を取り上げ、抗議したら撃ち殺している

こんな情報が広まってはまずいのです。

そもそも中国のインターネットは擬似インターネットと言ってもいいような物で、中国と国外の間にはフィルターがかけられています。勤務先でWebのアクセス制限がかかっていて、仕事と関係ないサイトは接続できないという方は少なくないかと思いますが、あれを国ごとやっているのです。

あ、ちなみにこのブログも中国からは見れません。別にketaがマークされているわけじゃなくて、ブログの類はみんな駄目みたいです。個人が頻繁に更新するので、工作員の皆さんがチェックしきれないのでしょう。

これまでは、海外のサイトは共産党が認めたサイトだけ閲覧できるようにして、国内は都合の悪い内容は言語フィルタリングや人海戦術で見つけては削除してきました。ところがテキストと違って、動画だと言語フィルタが使えません。そこで動画サイト自体を国が管理することに踏み切ったようです。さすが独裁国家、21世紀とは思えない思想統制ですね。

福島香織記者のブログに詳しく書いてありますので、こちらをどうぞ。

中国インターネットのあした②どうなる動画サイト

中国インターネットのあした②の続き

話題の殺人餃子事件ですが、こんな情報統制をしている国が、自分たちに不都合なことを正直に出すと思いますか?

by keta_m | 2008-02-07 12:55 | 特定アジア(中韓朝)

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