その中盤で1トップにしても・・・・
2006年 02月 03日
ジーコ監督(52)がFW久保竜彦(29)の1トップを導入した。宮崎合宿中の日本代表は2日、2部練習を行い、午前練習では実戦を想定して主力と控えを分けてミニゲームを行った。タレント豊富な日本の中盤を生かすうえで、久保の1トップが機能するか否かが大きなカギとなりそうだ。
(中略)
ブラジルなどの強豪を相手に中盤を、中田、中村、小野、稲本の4人に加え、守備力のある福西も併用できる。
1トップをするのなら、中盤に「FWを追い越して得点するMF」が2人居ることが必須条件でしょう。今までのパターンだと、中田、中村、小野が前の方で、稲本と福西がボランチだと思いますが、前の3人はFWを追い越していくタイプではない。
この3人と1トップでは日本代表最大の弱点である「中盤の押し上げ不足により2トップの孤立」が「中盤の押し上げ不足による1トップの孤立」に変わるだけでしょう。
このメンバーでは、久保の意外な動き(トラップが面倒だったからダイレクトでジャンピングボレーとかw)による個人技での得点か、稲本か福西の果敢なオーバーラップに期待しないと得点は望めないかと。ボランチの果敢なオーバーラップは当然リスクが大きいです。攻撃的ボランチの福西が守備を期待されるメンバー構成もおかしいですよね。
いっそのこと、中田をボランチにして、稲本を前線に置いた方がいいんじゃないかと思います。実際、所属チームではそんな使われ方がありましたよね。
by keta_m | 2006-02-03 10:55 | サッカー