すぽるとのオシム特集
2006年 07月 10日
・走るサッカーが特徴
・でも、ただ走るだけでなく考えながら走る
・パスアンドゴー、パスを出しても瞬時で判断して次の動きをする
このあたりを挙げていました。
また、ジェフのキャンプでやっていた練習試合。ジェフは最初から1人足りない10人で試合をしたとか。1人少ない苦境で、頭と体をフル回転させる練習だとか。実際、個人能力が上のチームとやるのって、1人足りないのと同じくらいの負担がかかりますからね。
オシムの言葉、「日本はできるサッカーとやろうとしているサッカーにギャップがある」
そうそう、ジーコのやろうとしていたサッカーは、相手を圧倒するテクニックが必要なサッカーなんですよね。個人のテクニックでは世界最高のブラジルがワールドカップでベスト8止まりだったことを考えれば、同じことを日本がやっても無理なのは明らか。日本が世界のトップレベルと戦うにはオシムサッカーは適していると思うのです。個人能力ではJ1で中の下あたりのジェフが上位の常連になってるんですからね。
オシムの理想のサッカーに非常に近いチームがかつてありました。強かった時のジュビロです。パスアンドゴー、ポジションチェンジを繰り返してもバランスを崩さないほどのメンバーの戦術意識の統一。
ジェフのマリオハース(この人、いい選手ですね)が「中田の引退はオシムのサッカーに影響はないだろう」と語ったことにも触れていました。多分、中田が引退しなくてもオシムは使わなかったんじゃないかと思います。FWを追い越さない中盤の選手なんて、オシムのサッカーには合わないですからね。
ただ、オシムだったら中田のプレースタイルを改善するように強く言っただろうし、それで中田がゴール前へ飛び出すようになったら、本当に一流選手になったかも知れないとも思います。でも、頑固者だから変わらないだろうな。
オシムさん、2年と言わずワールドカップまでやってくださいよ。
by keta_m | 2006-07-10 00:13 | サッカー