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森本が(このままでは)ダメだと思う理由   

2004年 08月 10日

「怪物」と言われているヴェルディの森本のことです。

ボールを持った時の突破力。とても15歳とは思えません。ジュビロの山西もあっさり抜かれました。先日はロベルト・カルロスも抜きましたね。

でも、彼はこのままではトップストライカーにはなれないと思っているんですよ。というのは、走らないから。

湯浅健二さんが繰り返しコラムで訴えている「ボールのないところで、無駄(になる可能性の高い)走りを行うことでチャンスが生まれる」ということ。

最近、サガン鳥栖再建に乗り出した松本育夫氏の言葉
「もうね、今のサッカーは活動量が少ないと、それをカバーする技術も戦術もひとつもないです。」

これらは、全くその通りだと思うのです。そして、森本はボールを持った時やクロスが上がった時のヘディングの強さは光るものの、走るということに関しては全く出来ていない。裏を伺うウェーブの動きがは全くせず、ちょっとボールが離れたら完全に足を止めてしまう。デビュー二試合目頃にも、キーパーがキャッチの姿勢に入ったときに、早くも背中を向けてしまってファンブルしたボールを取り損ねていました。

こういう意識の低さでは、トップストライカーにはなれませんね。しかも、意識の低さではJリーグ随一のヴェルディに居たのでは、変わるはずもない。

誰か、ビシッと言ってやる指導者が現れたら「日本の宝」と言われる可能性は秘めていると思うのですけどね。

by keta_m | 2004-08-10 13:08 | サッカー

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