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台湾訪問で中国を挑発   

2006年 11月 23日

昨日は徹夜で朝6時半に寝て、昼から仕事。眠かったので早く帰って三時間寝て0時に起きたよ。明日休みでよかった。

何とDFの攻撃参加だ!森・元首相が電撃訪台「断交後初」の受勲も。

日々是チナヲチさんの記事で知りましたが、森喜朗・元首相が台湾を訪問し、勲章を貰うとのこと。ほほぉ、やるねぇ、安倍さん。見事な役割分担です。リンク先ではこれをサッカーに例え、

2トップのひとりでエースストライカーの安倍晋三・首相が中国首脳会談を連発して「靖国神社」「歴史教科書」が出て来ない蜜月ムードを演出

かと思えばもうひとりのFWであるファンタジスタ・麻生太郎・外相が「核保有論議」で中国DF陣をかく乱し

サイドからは中川昭一政調会長もオーバーラップ

そうこうしているうちにポッカリと空いたスペースを目指して、今度はセンターバックの森・元首相が攻撃参加


上手い例えですね(笑)。ketaとしては、森さんの訪台は「オシムジャパンで井原がオーバーラップしてミドルシュート」したみたいな感覚です。

安倍さんは首相になってから「河野談話」「村山談話」の継承と言い出し、失望したなんて人も居ましたが、ちゃんと考えてますよ。首相になったので、自分でガンガン行くのをやめてポストプレーに徹しているのですよ。シュートを積極的に打つのは麻生・中川(酒)に任せてね。

小泉以前の日本政府がペナルティエリア内に全員張り付いてたような状態と比べたら、なんという変化でしょう。しかもその頃は、加藤とか野中とか、相手に買収されててオウンゴールを装って中国様に得点を献上しようとしてるのが4~5人居たような感じです。

さて、小泉さんが無効化した「靖国問題」は、そもそも中国にとっては「政治カード」でしかなく、参拝されても全く実害がないのに比べ、台湾問題は中国の覇権構想の根本に関わる問題。握手してたら喉元にナイフを突きつけられた状態です。ここで弱腰になれば軍部は暴走するし、日本と険悪になれば中国経済は崩壊する。非常に面白い状態になりました。

中国との付き合いは、「適切に脅しをかけつつ、ある程度は面子を立ててやる」のが正しい。「あんまりわがまま言うと、死ぬぜ?」と言っておかなければ調子に乗りますからね。

by keta_m | 2006-11-23 03:45 | 特定アジア(中韓朝)

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