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FC岐阜がすごかった サガン鳥栖快進撃   

2008年 04月 06日

今年からJ2に昇格してきたFC岐阜。岐阜県の社会人リーグから東海リーグ、JFLと破竹の勢いでJ2まで上がってきたチームです。昇格してきたチームなのに健闘しているなぁ、と気になっていました。今日、途中からサンフレッチェ広島との試合を見ました。

サンフレッチェは今年のJ2では頭一つリードしている、昇格の最有力候補と言われているチームです。FWには佐藤寿人に久保と、J2では豪華すぎる面子が居ます。

そのサンフレッチェ相手に岐阜は1-1のドロー。前半22分に先制されたものの、後半15分に追いつき、終盤は試合を押し気味に進めていました。

驚いたのが、終盤になっての寄せの速さ。ボールを持った相手にすぐにプレスをかけて自由にプレーさせません。格上のチームとの試合は非常に疲れるはずですが、あの時間帯に、あれほど動けるとは。

最初から見ておけば良かったと後悔したので、明日の再放送を録画しておこうかと思います。

あ、あとサガン鳥栖が昨日の時点で暫定1位になりましたね!数年前は最下位争いの常連だったのに、松本監督就任からジワジワと力をつけてきた鳥栖。サンフレッチェが引き分けで勝ち点を1伸ばしたことで、共に勝ち点11となり、得失点差で負けてる分2位になりましたが、ここまで絶好調と言って良いでしょう。

サガン鳥栖がすごいと思ったのが、安易に目先の勝利を追及しなかったこと。「すごいブラジル人FW」を獲得して、そいつにボールを放り込めばJ2ならそこそこ勝ててしまいます。最下位争いを脱出するには十分だし、運が良ければJ1昇格してしまうこともあります。
しかし、そういう「安易な勝ち方」ではJ1でまったく通用せず、翌年にはJ2に帰ってくることになります。サガン鳥栖はそんなことをせず、中盤をしっかり作るサッカーをゆっくりと実力をつけてきました。目指す方向性は、黄金期のジュビロのようなサッカー。今年はJ1昇格が現実的な目標となりました。アビスパより可能性は高いのではないかと思っています。

by keta_m | 2008-04-06 19:28 | サッカー

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